上海万博 ニュース
上海万博に参加へ 名古屋市
名古屋市の松原武久市長は、2010年に中国・上海で開かれる国際博覧会に同市が参加する意向を明らかにした。展示だけでなく、名古屋城本丸御殿のふすま絵模写や和風建築造りなどの実演も予定しており、名古屋が誇る“匠(たくみ)の技”を中国人に披露したい考えだ。
日本政府が企業や自治体の参加を募る日本館に出展する見込み。愛知県長久手町で開かれた愛・地球博(愛知万博)で名古屋市は地元とともに中心的な役割を果たし、次期開催国の中国でも知名度が高い。出展への期待も大きく、松原市長も中国政府の意向に応えた形だ。
市は、本丸御殿に飾られていた900枚近いふすまや天井板絵などの障壁画を、400年近く前に描かれた通りの素材と技法で模写する取り組みを続けている。上海万博では、鳥や八重桜など日本らしい障壁画を何枚か選び、会場で復元模写するアイデアが浮上している。
また、2010年度に本丸御殿の玄関の一部を完成させる計画があるため、白木を用いてその工程を会場で再現し、ミニチュア版を完成させる案も。からくり人形を実際に会場でつくって伝統のモノづくりの技を披露する考えもあり、同年に名古屋に誘致を目指す第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)と連携し、循環型社会への取り組みや環境技術をいかに万博で「見せる」かを検討していく。
【上海万博】2010年5月から10月まで上海市の中心部で開かれる。過去最大の200カ国・地域、7000万人の入場者を見込む。テーマは「都市」で、世界各国が抱える都市問題をいかに解決してゆくかを探る場になると予測される。
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