上海万博インフラ
中国がエコカーの開発に本腰
エコカーの出品数では世界最大級のイベントである「2007年チャレンジ・ビバンダム」(主催ミシュラン)が11月中旬、中国・上海市で開かれた。中国メーカーも燃料電池車などを発表、技術力をアピールした。
今年は約60社から100台以上が出品された。ハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車などのモーター駆動を取り入れた車、排ガス浄化性能の高いクリーンディーゼル車などだ。上海市での開催もあり、約半数は中国メーカーの出品で、同国のエコカー戦略が浮き彫りになった。
セミナーで講演した上海市の副市長は、「2008年の北京オリンピックの会場では中国が独自開発した22台の燃料電池車が走る。さらに2010年に上海万博の会場には300台の電気自動車を配置する」と公表した。電気自動車の蓄電装置は、二次電池のほか高性能なキャパシター(電気二重層コンデンサ)を想定している。
実は、中国政府は昨年、ハイブリッド車や燃料電池車、DME(ジメチルエーテル)を燃料にした自動車などを開発するプロジェクトを立ち上げた。2007年9月からは北京でモーター駆動のバスが商用運転し始めた。
日米欧では、燃費性能の高い次世代車として、二次電池や燃料電池を搭載したモーター駆動車とクリーンディーゼルが競っているが、中国政府はディーゼルよりもモーター駆動を志向している。今回、出品された中国メーカーのエコカーも、モーター駆動車が中心だった。
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