上海万博 芸能
中国で初の二胡公演へ 張濱さん

名古屋を拠点に活動する中国人の二胡(にこ)奏者張濱(チャン・ビン)さん(39)が率いる二胡演奏団が12月7日、本場中国で初めてのコンサートを開く。東海3県の愛好家70人が中国伝統のメロディーを奏で、日中国交正常化35周年を祝う。張さんは「日本で文化として根付いた二胡を中国国民に聴いてほしい」と意気込む。
二胡は中国の古典楽器、胡弓(こきゅう)の一種。張さんは中国で18歳の時にプロデビューし、15年前に来日。二胡の普及に力を入れ、2005年の愛・地球博(愛知万博)で日本人120人によるステージを実現。次の目標とする10年の上海万博での公演に向け、練習を続けている。
上海万博への第一歩として「中国で一度、ステージを」と中国側に打診したところ、自動車産業が相次ぎ進出し、愛知県と経済的なつながりの深い天津での公演が決定。当日は2500人の現地招待客を前に、中学生から70歳代までの日本人の教え子たちが独奏や、天津のオーケストラとの合奏で「さくらさくら」など計5曲を披露する。
現在、追い込みの練習に余念のない張さんは「二胡を愛する人が日本にこれだけいると中国人に知ってほしい。慣れない中国で頑張る日本人駐在員にも、音楽でパワーをあげられたら」と話す。
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