上海万博 トピック
北京に合弁会社設立、シェア拡大狙う-タダノ
タダノは中国・北京市に建設用クレーンの油圧部品の製造販売を行う合弁会社「京城多田野液圧機器有限公司」を設立した。香川県内の主要協力工場2社も出資した。中国でトラッククレーンを生産する合弁会社の北起多田野起重機に油圧部品を供給し、品質向上を図るのが狙い。中国は北京五輪や上海万博を控えて、社会資本整備に伴うクレーン需要が好調で、競争力を高めて中国市場のシェア拡大を図る。
タダノの中国での販売台数は2006年度に約300台。基幹的な部品の油圧部品を現地生産することで、コストの削減や品質強化が可能になり、多田野宏一社長は「11年度までに1500台体制にして、市場シェアを10%まで持っていきたい」との方針を示した。
さらに当面は北起多田野向けの供給となるが、将来的に国内の工場などにも油圧部品を供給するための拠点に位置付けている。
京城多田野の資本金は250万ドル(約2億8千万円)。タダノの50%に加えて、油圧部品製造の協力会社の三村鉄工、村上製作所(ともに高松市)がそれぞれ5%を、北起多田野にも出資する北京京城重工機械が40%を出資した。
京城重工が建設する新工場をリースし、来年4月から生産開始。シリンダー、バルブ、ロータリージョイント、配管などの油圧部品を製造する。09年度の売上高は5億円を見込む。三村鉄工と村上製作所は製造技術の指導などを行う。
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